Friday, January 12, 2018

番外編(ロシア滞在記1)

こんにちは。川崎グループ所属M1の芳賀です。
実は8月25日よりロシア滞在中です。(でした。先日帰国しました)

簡単に要約すると以下の通りです
○東大とサンクトペテルブルク国立大学との交換留学
○Graduate School of Managementに所属
○学生寮生活

何回かに分けてこの番外編ロシア滞在記を書いていこうと思います。
まず今回の記事では、サンクトペテルブルクとそこでの生活を簡単に紹介します。

基本情報
人口 520万人(2015 census)
(東京都:1370万人)
面積 1431㎢
(東京都:2191㎢)


サンクトペテルブルクは1703年にピョートル大帝の指示で築かれ、1713年からソビエト連邦成立までの間ロシア帝国の首都でした。現在は首都の座をモスクワに譲っていますが、それでも500万人以上の人口を抱えるロシア第2の大都市です。実際の街の規模感としては名古屋ほどかと思います。日本の大都市の様に高層ビルが林立しているわけではないのですが、市中心部は多くの人で賑わっており、あらゆる種類のお店が軒を連ねています。多くの人にとって飽きることはないでしょう。

いくつかの写真と共に、サンクトペテルブルグの生活をお伝えします。

サンクトペテルブルク国立大学,寮No.19

いきなりソ連を彷彿とさせる写真ですね。これが4か月半住んでいた学生寮です。正確にいうと、この建物すべてが寮でなく左側3分の1ほどです。残りは普通のアパートだと思います。
 サンクトペテルブルグでは日本と異なり、多くの学生が寮住みです。寮は1人ずつの個室に分かれているわけではなく、複数人でシェアします。プライバシーを気にする人にはちょっと辛いかもしれません。
 僕にとっては非常に快適でした。家族以外と共同生活を送ることは初めてだったので、ルームメイトに様々な迷惑をかけていたと思いますが、彼らの暖かい支えもあって無事のりきれました。


Hermigage

 世界の美術館の中でも3本指に入ると言われているエルミタージュ美術館。その美術館のメインビルディングである冬の宮殿の写真です。ロシア革命までは皇帝が住む宮殿でした。
 学生無料というところも素晴らしい。西洋美術に関しては日本の美術館が束になっても敵わないくらいの質・量を誇る美術館に無料で入れるとは、言葉で表せないほどの素晴らしさです。その特権を利用して僕は10回訪れました。実はこれまで美術に全く興味がなかったのですが、一流のものに触れて楽しさに気づきました。ガイドブックも充実していて、美術史が何となくつかめるようになってきました。





 上の2枚はサンクトペテルブルクの有名な劇場「マリンスキー劇場」の内部です。左が新館であるマリンスキー2、右が本館内の写真です。本館は古き良き雰囲気が漂っているのですが、鑑賞環境としては新館に軍配が上がります。


 日本と比べると値段は破格で、一番安い席だと1000円しないこともあります。オペラを日本で見ようといくらするのだろうと新国立劇場の公演の値段を調べてみると、一番安いD席で4320円とか5400円とか......
ハア(溜息)
(ちなみに僕は溜息が多いそうなので以後注意します)

Petrgof

ペテルゴフ(ロシア語だとペテルホフ)は噴水が有名です。噴水は10月中旬までしか見れないので、その直前に同じ部屋に住むドイツ人ルームメイトと共に行ってきました。圧倒的な水の芸術でした。洪水とは正反対の、水の美に触れることができて幸せでした。

次回は学生生活について書き連ねたいと思います。



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