Wednesday, October 12, 2016

第二弾ミャンマー滞在Part2 & 少人数セミナー ミャンマー4日目(9/25)

ミンガラーバー、ヨネシンです。
まだまだミャンマーしてます。今回は、22日〜25日に行われた現地調査の最終日について書いていきます。

ところで、便利な言葉「ヤーバーデー」というのがあります。
こんな時に使えます↓
「ありがとう」→「ヤーバーデー」
「ごめんなさい」→「ヤーバーデー」
「大丈夫ですか」→「ヤーバーデー」
「これやってもらえますか」→「ヤーバーデー」
などなど・・・。大丈夫という意味ですが、必ずしも大丈夫じゃないのがポイントで、日本人の感覚にも通じるところがあるような・・・笑


さてさて、この日も色々行きました。
まずヤンゴン川の南の対岸のDala地区へ。
JICAが都市マスタープランの一環で整備した渡し舟で渡ります。日本人ということでチケット代を無料にしてもらえました。ささやかですが、ODAの恩恵でしょうか。


Dalaではサイカーを利用して周遊することと致しました。
サイカーで巡る
YangonとDalaの間には韓国政府による橋梁建設が計画されていて(参考)、Dalaの地価は上昇中とか。
Fisherman villageに案内されました。
写真ではここに川がありますが、乾季には完全に干上がるようです。特に、Dalaは水不足に悩まされることで知られているようです。


漁師村 
たくましい少年
この時、4台のサイカーを借りて回っていたのですが、川崎先生だけ別ルートを通ることがしばしばありました。
川崎先生の運転手(兄)と他の運転手(弟)が、どこを回るかで口論していたようです。

川崎先生、転職!?
 帰ってきてからも、先生が渡したチップを左の兄が独り占めしたことで大喧嘩・・・笑


ドライバー、口論
 平和な村でした!

韓国料理屋で皆で昼食をとりました。キムチチャーハンのようなもので、とても美味しかった。ここでスコールが降り、しばらくやり過ごしました。

韓国レストランYOOGANE
午後は、Hlaingthaya地区に向かいました。ここはヤンゴンの中でも貧困層が多いことで知られ、その実態の調査を行いました。
最初は少々危ないかもしれないと身構えていましたが、思いのほか住民もフレンドリーで興味深い話が聞けました。
集落へ向かう
この地区では目立った洪水被害は無いようですが、ほとんどの家が水面の上に建てられており、不法に占拠しています。
数年前に住民が急増した理由として、近隣に工場がたくさん建てられた点があります。工場で働く労働者とその家族が集まり、結果として利便性が高いところに不法に住み着いたようです。
あるいは2008年のサイクロンナルギスもまた原因でもあります。エーヤワディー川河口のデルタ地帯で住居、財産を失った人々がヤンゴンに流れ着いた背景もあるようです。
インタビュー1
この一帯に最初から住んでいるという家族もいました。最初は親戚と一緒に移ってきたようです。 生活は厳しいそうです。
インタビュー2
 また、もう一人最初から住んでいるという人がいました。男性は地区のリーダーを任されており、時々行政と話し合いが持たれているようです。トラブルが発生した時に対処するのが仕事らしいですが、特に大きなことは起こらないそうです。
インタビュー3

この後は、塩澤くんを残して皆さん日本に帰って行きました。


ミャンマーを一度だけでなく何度か訪れると、その変化スピードの速さを時間軸を伴って感じられます。また、格差が拡大していることも感じます。

また、バゴーでの洪水も、この地区でのサイクロンの話も共通していますが、自然災害が貧困にも影響を与えていることも事実ではないでしょうか。

防災は意義深いですね。



それではまた次回!






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