Monday, August 17, 2015

国際サマープログラムを開催しました

2015年7月27日〜8月7日、国際サマープログラム「ビッグデータ時代における持続可能な水管理」を開催しました。


会場: 東京大学、および水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)
使用言語: 英語


概要: 本プログラムでは、①河川・水資源の計画と管理、水害対策、経済、合意形成に関するわが国の専門家による講義や現場見学を通して、水管理に関する総合的な知見を得るとともに、②地理空間情報技術や地球規模のデータ統融合システム(DIAS)などを用いて、水問題に対して包括的にアプローチするための分析手法の基礎を習得する。そして、③グループワークや発表を通じて、持続可能な水管理に対する課題発見と問題解決のための思考能力を身につけることを目的とする。


プログラムの案内: こちら↓


応募者と参加者の概要
【応募者数】110名(25カ国、26の国籍)
      ↓
 書類審査で27名を選定(11カ国、17の国籍)
      +
 特別枠6名(ミャンマー5名、韓国1名)
      ↓
【受講者数】33名(12カ国、19の国籍)
  → 日本人4名、外国籍29名


受講者の属性
・【学部生 10名】(東大(工、教養)、京大(工)、筑波大(医)、
  ハーバード大、ソウル国立大学、南洋工科大学、南京情報大学)
・【院生 10名】(東大、京大、筑波大、名古屋工業大学、
  神戸情報大学院大学 )
・【研究員、教員 5名】(東京理科大、シンガポール国立大、
  チュラロンコン大、ヤンゴン工科大学)
・【政府職員 5名】(ケニア、ミャンマー、スリランカ)
・【実務者 3名】(インド、フィリピン)



30数名の多国籍の参加者と2週間も過ごしているといろいろなこともありますが、多くの方々からの多大なご支援をいただきながら、無事にプログラムを終えることができ、ホッとしています。


2週間で、GIS、リモセン、DIAS(CMIP5での気候変動分析)、IFAS(洪水氾濫計算)を学び、課題に対するグループワークとプレゼンの準備を進めつつ、奥多摩上流や首都圏外郭放水路、さいたま新都心(水資源機構)を訪問するなど、盛り沢山の内容。これらのツールや課題に初めて取り組む学部生も沢山いましたが、皆さんものすごい頑張っていて、短期間で多くのことを吸収しており、こちらも驚きました。


詳細については、ムラ先輩、よろしくお願いします!

カワサキ




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